在宅の会議中、相手から「ちょっと声が聞き取りづらいです」と言われて、ヒヤッとしたことはありませんか。
私はブログを始めて半年、デスクに座る時間が一気に増えました。
チェアはイトーキの中古を選んで在宅環境を整えてきたタイプで、「いいものを賢く選ぶ」のが好きなんです。
そんな目線で、今回はヘッドセットを真剣に調べ直しました。
でも正直、ヘッドセット選びって沼ですよね。
有線か無線か、両耳か片耳か、ノイズキャンセリング、マイク性能、連続使用時間…用語が多すぎて、結局どれを買えばいいのか分からなくなる。
パソコンやイヤホンのマイクでも、会議には一応参加できます。
でも「声がこもる」「生活音まで拾う」「長時間つけると耳が痛い」——この小さなストレスが、毎日積み重なるとけっこうしんどい。
それを消すのが、在宅ワーク向けヘッドセットの役目です。
ここで大事なのは、高いヘッドセット=あなたにとっての正解、とは限らないということ。
会議で声がクリアに届けば十分な人に高級ノイキャンは過剰だし、集中したい人に安い片耳では物足りない。
だからこの記事は「ランキング」ではなく「あなたのタイプ別」で整理します。
- 種類が多すぎて、自分にどれが合うのか分からない
- スペック表を見ても、結局なにが違うのか分からない
- 「とりあえず人気のやつ」で買って失敗したくない
こんな方のために、編集部が「どんな人にどれが合うか」を軸に、現行のヘッドセット5台をタイプ別に整理しました。
難しい数字を並べるだけの記事にはしません。
最後まで読めば、あなたに合う1台が3分で選べるようになりますよ。
「結局どれ?」に最初に答えると、あなたが会議でどう過ごしたいかでほぼ決まります。声をきれいに届けたいか、雑音を消して集中したいか、軽さ優先か。そこだけ先に決めましょう。
まず結論:あなたはどのタイプ?3つの軸で決まる
ヘッドセットは数えきれないほど種類があります。
でも、選ぶ軸はたった3つに絞れます。
❶ 接続のしかた(有線USB か、ワイヤレスBluetooth か)
❷ 装着スタイル(両耳でしっかり集中か、片耳で身軽か)
❸ 音とマイクのこだわり(会議の声優先か、ノイズキャンセリングで没入か)
- ❶ とにかく安く始めたい → 有線USBのコスパ機(ロジクール H390R)
- ❷ 動き回りながら会議したい → ワイヤレス機(Anker PowerConf H700)
- ❸ 雑音を消して集中したい → ノイズキャンセリング機(Jabra Evolve2 65 / ソニー WH-1000XM5)
用語を一言だけ補足しますね。
ノイズキャンセリングは「周りの雑音を抑えて、音や声を聞き取りやすくする機能」のこと。
ANCはその中でもマイクで雑音を打ち消す「アクティブ」方式で、効きが強いのが特徴です。
在宅ワーク向けヘッドセット5選 比較表【向いてる人つき】
先に全体像です。
「向いてる人」の列だけ見れば、あなたの候補がすぐ絞れますよ。
| 製品 | タイプ | 装着 | 接続 | ノイキャン | 連続使用 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ロジクール H390R | 有線コスパ | 両耳 | 有線USB-A | マイク側のみ | 無制限(給電) | 予算重視で確実に始めたい人 |
| Anker PowerConf H700 | ワイヤレス万能 | 両耳 | Bluetooth/USB | ハイブリッドANC | 最大24時間 | 動き回りながら会議したい人 |
| Jabra Evolve2 65 | 会議本格派 | 両耳 | Bluetooth/USB | パッシブ+3マイク | 最大35時間(通話) | オンライン会議が多く声の質を重視する人 |
| エレコム HS-EH01UBK | 軽量片耳 | 片耳・耳掛け | 有線USB | マイク側のみ | 無制限(給電) | 長時間でも疲れにくい軽さがほしい人 |
| ソニー WH-1000XM5 | 没入ノイキャン | 両耳 | Bluetooth/有線 | 業界最高クラスANC | 最大30時間(ANC時) | 雑音を消して集中+音楽も楽しみたい人 |
「無制限(給電)」は、有線USBで電源をもらい続けるから充電切れの心配がないという意味。ずっとデスクにいる人には地味に効くメリットなんです。
①ロジクール H390R|予算重視で確実に始めたい人へ
「まずヘッドセットを試したい」なら、迷わずこれ。
USB-Aに挿すだけで使える、有線の定番モデルです。
設定アプリもペアリングも不要。
パソコンのUSBポートに挿す、それだけ。
「機械が苦手で…」という人でも、まず詰まりません。
マイクはノイズキャンセリングマイクを搭載。
キーボードの打鍵音や生活音を抑えて、声を相手に届けてくれます。
使わないときはマイクアームをくるっと上に跳ね上げて収納できるのも、地味に便利。
- 接続:有線USB-A(挿すだけ・ドライバ不要)
- 装着:両耳オーバーヘッド/本体 約197g
- マイク:ノイズキャンセリングマイク・可動アーム式
- 手元コントローラーで音量・ミュート操作OK
充電を気にせず、挿せばいつでも会議に出られるのが有線の強み。デスクに座りっぱなしの人ほど、有線の安心感が効きます。
「ヘッドセットって必要かな…」と迷っている段階なら、まずこれで十分。試して合わなくても痛くない価格帯なのが安心です。
②Anker PowerConf H700|動き回りながら会議したい人へ
「コードが邪魔」「会議中に立ってホワイトボードに書きたい」。
そんな人には、ワイヤレスのこれ。
BluetoothでもUSBドングルでも接続でき、
パソコンとスマホの2台同時接続にも対応。
会議中にスマホの着信へサッと切り替える、なんて使い方もできます。
雑音対策はハイブリッドANCを搭載。
ブームマイクが声をしっかり拾い、ディープラーニングで背景音を抑える「VoiceShield」も載っています。
連続使用は最大24時間。
5分の充電で約3時間使えるので、会議直前に気づいても間に合います。
- 接続:Bluetooth/USBドングル・2台同時接続
- 装着:両耳オーバーヘッド・専用充電スタンド付
- ノイキャン:ハイブリッドANC+VoiceShield
- 連続:最大24時間/5分充電で約3時間・充電はUSB-C
充電スタンドに置くだけで充電できるのが、ずぼらな私にはうれしいポイント。「気づいたら電池切れ」を防いでくれます。
③Jabra Evolve2 65|会議が多く、声の質を重視する人へ
1日に何件も会議がある。
商談やお客さま対応で、声の印象を損ねたくない。
そんな人には、ビジネス定番のこれ。
マイクは3つ搭載(ブームアームに2つ+イヤーカップに1つ)。
複数のマイクで声をきれいに拾い、雑音を抑えてくれます。
イヤークッションはメモリーフォーム製で、角度も工夫されているので、パッシブノイズキャンセリング(耳をふさいで物理的に雑音を減らす方式)も効きます。
連続使用は通話で最大35時間と、5台の中でもトップクラス。
BluetoothとUSBドングルの両対応で、Microsoft TeamsやZoomの認定モデルもあるので、ビジネスでの安心感が違います。
- 接続:Bluetooth/USBドングル・最大30mのワイヤレス範囲
- 装着:両耳オーバーヘッド・メモリーフォーム採用
- マイク:3マイク構成で通話がクリア
- 連続:通話で最大35時間/充電 約1時間30分
会議の質を上げたいなら、マイクの数とビジネス向けの作り込みで選ぶのが正解。Evolve2 65 は「相手に声がきちんと届く」ことに振り切ったモデルです。
「自分の声、ちゃんと届いてるかな?」と毎回不安になる人にこそ。マイクが3つあると、会議でのストレスがぐっと減りますよ。
④エレコム HS-EH01UBK|長時間でも疲れにくい軽さがほしい人へ
「ヘッドバンドで頭が締めつけられるのが苦手」。
「片耳が空いていないと、家族や来客に気づけなくて不安」。
そんな人には、片耳・耳掛けタイプのこれ。
ヘッドバンドがないので、頭への圧迫感がありません。
耳に掛けるだけなので、長時間つけても疲れにくい。
片耳が空いているから、周囲の音も確認しながら会議に出られます。
接続は有線USBで、こちらも挿すだけ。
ビデオ会議や音声チャットに必要な機能は、しっかり押さえています。
「会議のときだけサッと付けたい」という、ライトな使い方にぴったり。
- 接続:有線USB(挿すだけ)
- 装着:片耳・耳掛けタイプ/ヘッドバンドなしで圧迫感なし
- 片耳が空くので周囲の音に気づける
- 長時間の会議・音声チャットでも疲れにくい
両耳をふさぐと不安になる人、けっこう多いんです。片耳タイプは「ながら会議」がしやすくて、家での使い勝手が高いですよ。
⑤ソニー WH-1000XM5|雑音を消して集中+音楽も楽しみたい人へ
「家がうるさくて集中できない」。
「会議も音楽も、これ1台でいきたい」。
そんな欲張りな人には、ノイズキャンセリングの王様。
ノイズキャンセリングは業界最高クラス。
外側と内側に左右4つずつのマイクを使って、周囲の雑音を強力に打ち消します。
エアコンの音も、外の車の音も、スッと消える感覚。
これは一度体験すると戻れません。
通話には4つのビームフォーミングマイクとAIノイズリダクションを搭載。
声をクリアに届けつつ、ANCで自分は雑音から逃げられる。
連続使用はANCオンで約30時間。
厳密にはヘッドホン寄りの製品ですが、在宅ワークと音楽鑑賞を兼ねたい人にはこのうえない選択肢です。
- 接続:Bluetooth/有線も可
- 装着:両耳オーバーヘッド・密閉型
- ノイキャン:業界最高クラスANC(8マイク制御)
- マイク:4ビームフォーミング+AIノイズリダクション
- 連続:ANCオンで約30時間/3分充電で約3時間
会議の合間に音楽でリフレッシュしたい人なら、仕事も趣味も1台でまかなえるのが何よりの魅力。価格は張りますが、満足度は高い1台です。
ヘッドセット専用機ではないけれど、「集中環境」を買う感覚ならアリ。私のように作業時間が長い人ほど、静けさの価値が分かるはずです。
失敗しない選び方|チェックリストで自分の条件を整理
製品を見てもまだ迷う、という人へ。
まずは自分の使い方を、次のリストでチェックしてみてください。
- ずっとデスクにいる → 有線でOK(充電切れの心配なし)
- 立ち歩く・別室に移動する → ワイヤレスが快適
- 会議が多い・声の印象が大事 → マイク重視のモデルを
- 頭の圧迫感や蒸れが苦手 → 片耳タイプを検討
- 家がうるさい・集中したい → ノイズキャンセリングつきを
- 仕事も音楽も1台で → 高音質ヘッドホン型が満足度高め
ワイヤレス機は、Bluetooth接続だと音が少し遅れる場合があります。
会議の声では気になりませんが、シビアに使いたいなら付属のUSBドングル経由がおすすめです。
在宅会議の環境をまるごと整えるなら
ヘッドセットで声が整っても、映りや配線が残念だと印象は半減します。
在宅会議まわりは、合わせて整えるのがコツ。
同じ「タイプ別」の目線で選べる関連記事を置いておきます。
- 会議の映りを良くするなら → 在宅ワーク向けWebカメラおすすめ5選|どんな人に合うかタイプ別比較
- パソコンの接続をスッキリさせるなら → 在宅ワーク向けUSB-Cハブ・ドッキングステーションおすすめ5選
- 操作の快適さを底上げするなら → 在宅ワーク向けマウスおすすめ5選
- 長時間タイピングを楽にするなら → 在宅ワーク向けキーボードおすすめ5選
- ガジェット全般の最新情報は → にゃっキーのガジェット部屋(親サイト)
「声(ヘッドセット)」と「映り(Webカメラ)」をセットで整えると、会議での印象が一気に変わります。両方そろえるのが、いちばんの近道ですよ。
まとめ|迷ったらこの3択
最後に、タイプ別の結論をギュッとまとめます。
あなたの状況に近いものを選べば、まず後悔しません。
- ❶ とにかく安く確実に始めたい → ロジクール H390R(有線・挿すだけ)
- ❷ 会議の声を良くしたい・本格的に使う → Jabra Evolve2 65(3マイク・ビジネス定番)
- ❸ 雑音を消して集中+音楽も → ソニー WH-1000XM5(業界最高クラスANC)
動き回りたい人は Anker PowerConf H700、
頭の圧迫感が苦手な人は エレコム HS-EH01UBK。
この5台があれば、たいていの在宅ワーカーはカバーできます。
私自身、イトーキの中古チェアを選んだときも「高い=正解」ではなく「自分に合うかどうか」で決めて満足しています。
ヘッドセットも同じ。
あなたの会議スタイルに合った1台を、ぜひ見つけてくださいね。
「結局どれ?」に戻ったら、まず接続(有線か無線か)から決めるのがコツ。そこが決まれば、候補は自然と2つくらいに絞れますよ。
※本記事の製品スペックは各メーカーの公式情報をもとにまとめています。価格や在庫は変動するため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。実機の所有・撮影はしておらず、公開情報に基づく選定です。

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