WordPressの予約投稿が公開されない。1ヶ月記録したら33本中6本だった【AI運用の実録】

WordPressの予約投稿、33本中6本が時間どおりに出なかった(1ヶ月の見張り記録)

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています(PR)

毎朝7時に公開するつもりで予約した記事が、7時を過ぎても出ていない。

AIにブログ運営を任せて10ヶ月。2つのサイトで、毎朝の予約公開をAI(Claude)に見張らせています。その見張りの記録を1ヶ月分数えたら、予約した33本のうち6本が、時刻どおりに公開されていませんでした。

5〜6本に1本です。思っていたより、ずっと多い数字でした。

この記事では、何本がいつ止まったのか、なぜ止まるのか、AIの見張りでどう救ったのか、そして見張りにも残った穴を、記録の数字のまま書きます。

この記事はこんな方のために書きました
  • WordPressの予約投稿が、時間どおりに公開されないことがある
  • 朝の決まった時刻に記事を出したいのに、ときどき出ていない
  • ブログの作業をAIに任せていて、どこまで任せて大丈夫か知りたい
目次

結論:1ヶ月で33本中6本が、時刻どおりに出なかった

記録した期間は、2026年9月11日から10月12日までです。2つのサイトで「朝7時公開」に予約した記事を、すべて数えました。

数字
7時に予約した記事33本(2サイトの合計)
時刻どおりに公開されなかった6本(約18%)
予約処理を起こし直したら出た3本
起こし直しても出ず、強制的に公開した3本
見張りが救うまでの遅れ最長で約8分
見張りを入れる前日(9月10日)1本が約13時間止まったまま

見張りを入れてからは、遅れても数分で公開できています。ただ、見張りがなければ、6本とも誰かが気づくまで止まっていたはずです。実際、見張りを入れる前日には、1本が夜まで出ないままでした。

予約ボタンを押したら終わり、ではなかった。7時の時点で「予約済み」のまま残っている記事が、思ったより多いのにゃ。

止まった6本の記録

見張りの記録(ログ)に残っている6本を、そのまま並べます。サイト名は「このサイト」と「もう1つのサイト」で書き分けています。

日付サイトどう出たか公開できた時刻
9月11日もう1つのサイト強制的に公開7時08分
9月13日このサイト起こし直したら出た7時08分
9月15日このサイト起こし直したら出た7時08分
9月20日もう1つのサイト強制的に公開7時08分
9月28日もう1つのサイト強制的に公開7時05分
10月9日このサイト起こし直したら出た7時03分

どの記事も、公開日時の表示は予約した7時00分のままです。読者から見れば、7時に出た記事と区別はつきません。

ひとつ気になっているのは、起こし直しても出なかった3本が、すべてもう1つのサイトだったことです。理由はまだ分かっていません。分からないことは、分からないまま書いておきます。

なぜ予約投稿は止まるのか

原因は、WordPressの予約処理の仕組みにあります。

WordPressの予約処理(WP-Cron)は、時計で自動的に動くものではありません。誰かがサイトのページを開いたときに、「やるべき予定が来ていないか」を確かめて動きます。

WordPressの開発者向けの公式解説にも、WP-Cronは「ページの読み込み時にだけ動く」と書かれています。午後2時に予約しても、午後5時までページが開かれなければ、それまで実行されないという例も挙がっています(出典:WordPress Developer Resources「Cron」)。

つまり、朝7時にサイトを開く人がいなければ、7時の予約は動かないということです。開設して日が浅いブログや、朝のアクセスが少ないブログほど、起きやすい問題です。

アクセスの少ないサイトほど止まりやすかった

サイト別に分けると、差がありました。

サイト7時の予約止まった本数
このサイト(アクセスが少ない)7本3本
もう1つのサイト26本3本

アクセスの少ないこのサイトのほうが、止まる割合が高い。仕組みから考えると筋の通る結果です。ただし、このサイトは7本しかなく、母数が小さいので断定はしません。もう1ヶ月記録して、同じ傾向が続くかを見ます。

サーバーが壊れていたわけじゃない。「誰も来ない時間に予約した」こと自体が、止まりやすさにつながっていたのにゃ。

AIの見張りで、どう救ったか

止まった記事を見つけて公開させる作業は、AI(Claude)の定期タスクに任せています。毎朝7時すぎに動いて、次の順で確かめます。

  1. 2つのサイトで、まだ「予約済み」の記事を一覧にする
  2. 予約時刻を2分以上過ぎているものを、取りこぼしと判定する
  3. サイトのトップと予約処理のページを開いて、WP-Cronを起こす。25秒待つ
  4. それでも「予約済み」のままなら、公開日時を予約時刻のまま指定して公開する
  5. 公開されたページが正しく開くか、検索に出ない設定(noindex)になっていないかを確かめる

ひとつだけ安全のための決まりを入れています。予約時刻から7日以上たった取りこぼしは、自動で公開しません。古い記事を急に出すと、日付と中身が合わなくなることがあるからです。その場合は報告だけにして、人が判断します。

WordPressをAIから操作する方法そのものは、Claude CodeでWordPressを直接操作する|REST API連携でAIに記事を投稿させる方法にまとめています。

見張りにも、穴が3つあった

見張りを入れたら安心、とはなりませんでした。この1ヶ月で見えた穴を書いておきます。

穴1:パソコンが眠っていると、見張りも眠る

この見張りは、手元のMacの上で動いています。Macがスリープしていたり、アプリが閉じていたりすると、見張りそのものが動きません。

実際に7月、もう1つのサイトで予約した記事が2日間公開されないまま、見張りが気づかなかったことがありました。原因は、Macが眠っていたことです。

穴2:決めた時刻どおりには動かない

見張りは7時02分に動く設定ですが、記録を見ると、実際に動いたのは7時15分ごろの日が多くありました。そこで、7時の予約がある朝は、7時03分ごろに人のほうでも状態を見て、出ていなければ見張りを手で動かすようにしています。

穴3:「出たかどうか」しか見ていない

10月9日の朝、見張りが救った記事を開いてみると、検索結果に出るタイトルだけが、前の月の内容のままでした。記事の見出しは「10月」なのに、検索用のタイトル欄は「8月」。前の月の記事を下敷きにしたとき、その欄だけ書き換え忘れていたものです。

見張りが確かめるのは「ページが開くか」と「検索に出ない設定になっていないか」だけです。中身が正しいかまでは見ていません。このときは朝の目視で気づき、すぐに直しました。

AIの作業で、古い情報がまとめて広がった別の失敗はAIに任せたブログで、4年前の公式発表が5本の記事の間違いになっていた【実録】に書いています。

見張りは「出たか」を見る係。「正しいか」を見る係は、やっぱり別に要るのにゃ。

予約投稿を止めないために、うちでやっていること

見張りを作らなくても、すぐにできることから順に並べます。

やること効果注意
予約時刻の数分後に、自分でサイトを開くページを開けばWP-Cronが動くうちでは、開いてから公開まで数十秒かかった日もある
公開されたかを、ログインしていない状態で確かめる読者と同じ見え方で確認できる管理画面の「公開済み」表示だけで安心しない
見張りを置く(うちはAIの定期タスク)止まっても数分で救える見張りが動く端末を眠らせない
タイトル欄・説明文の欄も見る検索結果の見え方のミスに気づける前の記事を下敷きにしたときに起きやすい

サーバー側の定期実行機能で予約処理を動かす方法もあります。ただ、WordPressの公式解説にもあるとおり、共有サーバーではその機能が使えないことも多く、うちでは試していません。試していない方法を、おすすめとして書くことはしません。

このブログを動かしている道具
  • サーバー:ConoHa WING(ベーシックプラン)。1つの契約で2つのサイトを動かしています
  • テーマ:SWELL(買い切り)。2つのサイトで同じものを使っています
  • AI:Claude。記事づくりと、毎朝の見張りを任せています

念のため書いておくと、今回の取りこぼしはサーバーの不具合ではありません。どのサーバーでも、アクセスで動くWordPressの仕組みが同じ限り起こりえます。

よくある疑問

WordPressの予約投稿が公開されないのはなぜですか?

WordPressの予約処理(WP-Cron)は、誰かがページを開いたときに動く仕組みだからです。予約した時刻にアクセスがないと、次にページが開かれるまで実行されません。うちでは1ヶ月で、7時の予約33本のうち6本が時刻どおりに公開されませんでした。

止まった予約投稿は、どうすれば公開できますか?

まずサイトのページを開くと、予約処理が動いて公開されることがあります。うちの記録では、それで出たのが3本、出なかったのが3本でした。出なかった記事は、公開日時を予約時刻のまま指定して公開しています。

どのくらいの頻度で起きますか?

うちの2サイトでは、2026年9月11日から10月12日までの1ヶ月で、33本中6本(約18%)でした。アクセスの少ないサイトほど止まる割合が高く、7本中3本でした。ただし母数が小さいので、サイトによって大きく変わると考えてください。

まとめ

この記事のまとめ
  • 7時の予約33本のうち6本が時刻どおりに出なかった(1ヶ月・2サイト)
  • 原因は、ページを開いたときにだけ動くWordPressの予約処理の仕組み
  • アクセスの少ないサイトほど止まりやすかった(母数が小さいので断定はしない)
  • AIの見張りで、遅れても数分で公開できるようになった
  • 見張りは「出たか」しか見ない。中身の正しさは別に確かめる

AIにブログ運営を任せた費用と結果はAIにブログ運営を任せて8ヶ月。月3万円かけて、売上は55円だったに、実額のまま書いています。アクセスの少ないブログでAIに何を取られて何が残るかは、AIに答えを取られる記事、取られない記事|自分のブログの実データで分かったことにまとめました。

来月も同じ記録を取ります。数字が変わったら、また書きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次