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遠赤外線ストーブを2台、10年と5年使っています。
コロナの「コアヒート」が約10年。ダイキンの「セラムヒート」が5年。どちらもいまも現役で、1台は寝室、1台はリビングに置いています。
10年と5年。これだけ使うと、カタログには出てこない差が出ます。うちの場合、差が出たのは「首振り」でした。
- コアヒートとセラムヒートで迷っている
- 4万円前後のストーブが「何年もつか」を知りたい
- 在宅デスクの足元用に買おうか考えている
10年目のコアヒート:首振りの頭が下がってきた
うちのコアヒートは、使って何年か経ったころから首振り部分が弱ってきて、ヒーターの頭が少しずつ下がってくるようになりました。
気づいたときには保証期間はとっくに切れていたので、修理には出さず、そのまま使っています。暖まらなくなったわけではないので、使用には困っていません。
調べてみると、同じ症状の報告はほかにもありました。価格.comの掲示板には、コロナの修理窓口に問い合わせた人が「頭が重いので首振りの故障がいちばん多いと言われた」と書いています。※個人の投稿であり、メーカーの公式発表ではありません。
現行のコアヒート DH-1226Rは、コロナ公式で製品3年保証(ヒーター部を含む)と明記されています。一方、ダイキンのセラムヒートはメーカー保証1年です。
うちのコアヒートは保証が切れてから症状が出たので間に合いませんでした。3年の保証は、この手の「じわじわ進む不調」に対しては意味があります。保証の適用範囲は購入店やサービスセンターで確認してください。
5年目のセラムヒート:いまのところ異常なし
5年前から使っているセラムヒートは、首振りも含めておかしくなっていません。
とはいえ、こちらはまだ5年。コアヒートの10年と並べて「ダイキンのほうが丈夫」と結論づけるのは早い。年数が違うものを比べていることは、正直に書いておきます。
使い方はどちらも通常モードだけです。人感センサーや細かいモードはほとんど触っていません。エアコンは、つける日もあれば、ストーブだけで過ごす日もあります。
2台に共通して良いと感じているところ
うちでは、前面の金網に手が触れても、やけどするような熱さにはなっていません。子どもが近くにいる部屋で使うとき、ここは精神的にかなり楽です。
※あくまで、うちで10年・5年使ってきた体感です。熱源であることに変わりはなく、取扱説明書の注意書きが優先します。触ってよい製品という意味ではありません。
ハロゲンヒーターのような「前面が真っ赤」という見た目でもないので、置いたときの圧迫感も小さく感じます。
共通の不満:重い。だからデスクには持っていかない
不満もはっきりしています。重さと価格です。
現行モデルの質量は、コアヒートが6.3kg、セラムヒートが8kg。持ち上がらない重さではありませんが、「寒いから仕事部屋に持っていこう」を毎日やる気にはならない重さです。
結果として、うちの2台は寝室とリビングに置きっぱなし。在宅デスクの足元用には、一度も定着しませんでした。
デスクの足元だけが寒いなら、在宅デスクの寒さ対策で書いたとおり、ひざ掛けや小型のパネルヒーターのほうが現実的です。遠赤外線ストーブは「部屋に置きっぱなしにできる人」の道具だと思っています。
価格:3万円台後半から4万円台
| 製品 | 実売の目安 |
|---|---|
| コロナ コアヒート DH-1226R | 44,880円(楽天・2026年10月7日時点) |
| ダイキン セラムヒート ERFT116AS-T | 32,887円(Amazon・同日時点) |
価格は変動します。買う前に必ず現在の価格を確認してください。
公式スペックで並べる
| コロナ コアヒート DH-1226R | ダイキン セラムヒート ERFT116AS | |
|---|---|---|
| 消費電力 | 1,150〜330W(ゆらぎ820〜200W) | 1,100〜250W |
| 温度調節 | 11段階 | 9段階 |
| 質量 | 6.3kg | 8kg |
| サイズ(縦置き) | 718×343×293mm | 652×342×342mm |
| 首振り | 自動・角度4段階可変 | 自動首振り |
| 電源コード | 記述なし | 3m |
| 保証 | 製品3年(ヒーター部含む)・日本製 | 1年 |
コアヒートは売っている店によって型番と仕様が変わります。
- DH-1226R(家電量販店)=省エネセンサー搭載・首振り角度4段階
- AH-1226R(ホームセンター)=首振り角度3段階
- CH-10RC(一般ルート)=出力の上限が1,000W・首振りは70°固定
通販では旧年式も一緒に並びます。型番の数字まで見てから買うと失敗しません。
電気代は「上限」ではなく「使う強さ」で決まる
1時間あたりの電気代は、消費電力×単価で計算できます。単価は目安の31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会)を使います。
| 使い方 | 消費電力 | 1時間あたり |
|---|---|---|
| 強で連続 | 1,150W | 約36円 |
| 中くらい | 600W | 約19円 |
| 弱で足元だけ | 250〜330W | 約8〜10円 |
1日8時間を20日使うと、強なら約5,800円、弱なら約1,300円。同じ製品で4倍以上ちがいます。「遠赤外線ストーブは電気代が高い」のではなく、強で使い続けると高い、が正確です。
安全面:事故が増えるのは11月から
製品評価技術基盤機構(NITE)の公表では、2020〜2024年の5年間に主な暖房器具の事故が596件(うち電気暖房器具208件)。毎年8割以上が火災で、11月から増えて12月がピークです。
- 電源コード・プラグに傷や変形がないか
- 本体に変色・変形がないか
- 倒れたときに自動で切れる機能が働くか
- リコール対象の製品ではないか
加えて、壁や燃えやすい物との距離。洗濯物を乾かすのはNITEが明確に挙げている危険な使い方です。10年使っている身としては、シーズン初めにコードを一度見る、これだけで十分だと思っています。
どちらを選ぶか
| こんな人 | 向いているほう | 理由 |
|---|---|---|
| 長く使うつもり・保証を重視 | コアヒート | 製品3年保証(ヒーター部含む)。うちは保証切れ後に首振りが弱った |
| 少しでも軽いほうがいい | コアヒート | 6.3kg(セラムヒートは8kg) |
| コンセントから離して置きたい | セラムヒート | 電源コードが3m |
| デスクの足元だけ暖めたい | どちらも向かない | 重くて運ばなくなる。ひざ掛けやパネルヒーターが現実的 |
軽さと保証の長さを取るなら、コアヒート。
コードの長さと置き場所の自由度を取るなら、セラムヒート。うちで5年使っているのはこちらの系統です(購入したのは当時のモデルで、上の表は現行の仕様)。
まとめ
- コアヒート10年・セラムヒート5年、どちらも現役(寝室とリビング)
- 差が出たのは首振り。コアヒートは頭が下がってきた(保証切れ後)
- だからこそ製品3年保証の価値がある
- 共通の不満は重い(6.3〜8kg)・高い(3〜4万円台)
- 重いのでデスクの足元用には定着しなかった
- 電気代は使う強さで1時間8円〜36円
- コアヒートは買う店で型番と仕様が変わる
デスクまわりの寒さ全体は在宅デスクの寒さ対策【2026年冬】に、足元の底冷えはフットレストの選び方にまとめています。

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