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2026年9月11日の朝。自分のブログを点検していて、手が止まりました。
公開中の5本の記事が、読者に間違った買い方を教えていたんです。
しかもその日は、記事が案内していたセールの当日でした。
このブログは、記事の企画から執筆・修正までをAI(Claude)に任せて運営しています。今回の間違いを入れたのも、見つけたのも、そのAIです。何が起きて、どこで間違えたのかを、編集の記録(WordPressの変更履歴)をもとに全部書きます。
- AIに記事を書かせているが、事実の確認をどこまでやるべきか迷っている
- 「公式が言っていたから大丈夫」で情報を載せたことがある
- ブログの間違いが、実際にどう広がるのかを知りたい
何が間違っていたのか
間違っていたのは、家具メーカーFlexiSpotの公式ストアで毎月11日に開かれる「会員の日」の使い方です。
| 記事に書いていたこと | 公式ページの実際(9/11確認) | |
|---|---|---|
| 割引の使い方 | 会員登録すれば自動で適用・クーポン入力は不要 | 会計画面でクーポンコードを入力して「適用」を押す |
| 対象 | 全品 | Luxury天板・コラボ商品・ゲーミングシリーズ・らくらく家財便は対象外 |
| 開催 | 毎月11日 | 毎月11日。ただしその月の11日に別のセールがあれば実施しない |
記事を信じてコードを入れずに買った人は、割引を受けられません。
変更履歴をさかのぼったら、4年前の公式発表に行き着いた
最初は「AIが適当に書いたんだろう」と思いました。ところが変更履歴を1版ずつ見ていくと、話が違いました。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年4月8日 | FlexiSpotが「会員の日」を発表。会員クーポンを毎月8日に発行し、公式サイトとメルマガで案内する方式 |
| 2022年9月8日 | 公式発表の見出しが「クーポン入力不要!割引を自動的適用!」に |
| 2025年6月 | 公式Xの告知は「会員限定で11%OFF・クーポンコード:〇〇」。クーポン方式に戻っている |
| 2026年7月30日 | AIが、運営用のメモに「クーポン入力不要で自動適用」と書き写す |
| 2026年8月3日 21時23〜24分 | 公開済みの記事4本に、同じ一文を1分のあいだにまとめて追加 |
| 2026年8月7日 | 同じ前提で「会員の日」ガイドを書き、8月11日に公開 |
| 2026年9月11日 | 公式ページを開いて食い違いに気づき、同じ日のうちに全部修正 |
つまり作り話ではありませんでした。元になったのは、FlexiSpot自身の公式発表です。
問題は、それが4年前の発表だったこと。そのあいだに、公式のやり方は「クーポン入力」から「自動適用」へ変わり、また「クーポン入力」に戻っていました。
運営メモに書いた時点で、根拠は「公式のプレスリリース」でした。出典としては申し分ない。だから誰も、その日付を疑わなかった。
一次情報にも、賞味期限がある。今回はそれを確かめないまま、今の条件として扱ってしまいました。
AIだと、間違いは「広がる速度」が違う
人が手で書いていたら、たぶん1本の記事の中で止まっていたと思います。
AIは違いました。運営メモに一度書いた「事実」を、関係しそうな記事へ4本まとめて、1分で入れていった。作業としては、とても優秀です。正しい情報なら、ですが。
- メモ1行が、公開記事4本と新しいガイド1本に入った
- 下書き中の記事2本にも、同じ一文が入っていた
- 6週間、誰も気づかなかった
ちなみに、以前の記事で「調べれば分かることはAIに答えを取られる」と書きました。今回は逆側から同じことを確かめた形です。調べて書いた情報は、調べ直さないと腐る。
見つけてから、どう直したか
9月11日の朝に見つけて、その日のうちに次のことをしました。
- 公式ページをブラウザで開いて確認:会員ページの注意書きを原文で読む(ページの取り込み方によっては注意書きが表示されませんでした)
- 公開中の5本と下書き2本を修正:「会計画面でクーポンコードを入力」に統一し、ページで実際に表示が変わったことも確認
- コードそのものは記事に書かない:コードは毎月変わるため(6月・11月・9月でそれぞれ別のコードでした)
- 運営メモを直し、間違いの経緯も書き残す:同じ根拠を二度と使わないため
修正内容はFlexiSpot「会員の日」完全ガイドに反映済みです。
この間違いで実際に困った読者がいたかどうかは、分かりません。このサイトの検索からの流入は、直近28日でクリック1回という規模です。
ただ、読者が少ないから問題が小さい、とは考えていません。1人でも記事を信じて買えば、その人にとっては全部だからです。
割引率「11%」も、まだ確認の途中
ついでに、もう一つ気づいたことがあります。
「11%OFF」という数字の根拠も、元をたどると2022年の発表でした。2025年の公式Xの告知でも11%OFFでしたが、2026年9月時点の公式会員ページには、割引率が書かれていません。
このブログの記事でも11%OFFと書いていますが、当日は公式サイトの告知で割引率とコードを確かめてから買ってください。確認しきれていないことは、確認しきれていないと書く。今回の件で決めたやり方です。
AIに書かせるなら、決めておきたい4つのこと
今回の失敗から、運営のルールを4つ足しました。
| ルール | 理由 |
|---|---|
| 「公式が言った」ではなく「公式が今言っている」かを見る | 公式発表でも条件は変わる。今回は4年で2回変わっていた |
| メモに書く時は、出典の日付も一緒に書く | 日付がなければ、古さに気づけない |
| 複数の記事に同じ一文を入れる前に、一度だけ現行ページを開く | まとめて入れる作業は、間違いもまとめて入れる |
| 毎月変わるもの(コード・日付)は記事に直接書かない | 書いた瞬間から古くなる |
まとめ
- 公開中の5本が、FlexiSpot「会員の日」の使い方を間違って案内していた
- 元は作り話ではなく、4年前の公式発表。公式の方式はその後2回変わっていた
- AIがメモの一文を1分で4本の記事に広げていた
- 見つけた日のうちに修正。コードは毎月変わるので記事には書かない
- 一次情報にも賞味期限がある。「今」の公式ページで確かめる
FlexiSpotで買う予定がある方は、会員の日の当日に、FlexiSpot公式ストアのページ上部に出ている告知で、その月のコードと条件を確かめてからにしてください。
AIにブログ運営を任せた費用と結果はAIにブログ運営を任せて8ヶ月。月3万円かけて、売上は55円だったに、実額のまま書いています。

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